とりあえず、今回は「退職と年金」についてです。(タイトルまんまやん)
前回も書きましたが、
TVや新聞、雑誌などのメディアでも取り上げられているように、
今の働いている人達は、今のお年寄りよりも圧倒的にもらえる年金が少なくなります。
今の10代、20代の人達は、もはや年金がもらえるかも分かりません。
ちょっと前までは年金をもらえるのは60歳〜でした。
が、今は65歳になってしまいました。
この時点で5年間の生活費を貯めておかなければなりません。
ましてや、政府はこれから67歳、70歳・・・とどんどん引き上げるつもりみたいです。
なんでこんな現象が起きてるかというと、
日本は超高齢化社会になってしまったからなんですが、
そこはまたいつかというか、自分で調べて下さいwww
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まず「年金」について。
そもそも年金制度がいつ・どうして出来たのかご存知ですか?
・・・っていうのはやはりご自身で調べて下さいm(__)m(適当か)
ここで私が伝えたいのは、
そもそも「年金制度が始まった頃の寿命と、今の日本人の寿命が全然違う」ということ。
下のグラフを見てください。
1945年 終戦の年には
平均寿命は 女性で約54歳、男性で約50歳 でした。
1953年頃に、やっと 男女共に平均寿命が60歳 を超えています。
つまり、「60歳まで生きる人が少なかった」。
そして、「60歳を超えても、今みたいに長生きする人が圧倒的に少なかった」ことになります。
平均寿命は今もどんどん伸びていて、寿命100歳なんて言われたりもします。
ということは
仮に超高齢化社会になっていなかったとしても、
昔みたいに60〜65歳の寿命までの間、年金支給しますよ〜ってのと、
今みたいに65〜90歳の寿命までの間、年金支給しますよ〜ってのとじゃ、
必要になる金額が全然違うということ。
年金制度が破綻して当たり前なのです。
だから、文句を言っても仕方ないし、
こういう現実をちゃんと受け止めて行かなきゃいけないんです。
これでも「なんとかなる」って思っていたら、メンタル強すぎるwww
将来意図的に生活保護を目指す方がいるなら、それでもいいですが。
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「退職」について。
私は小さいベンチャー企業にいるので、(ベンチャー言いたいだけ)
そもそも退職金制度もなければ、退職年齢もはっきり決められていません。
まぁ、不動産業界は大体そうなのかな?
でも、大手の通信会社とか、その辺の(失礼)上場企業に勤めている方の話を聞くと、
退職金が減っているだけでなく、早期退職を募っていたり、
一定の年齢で一定の役職(つまり45歳で課長職など)以下の人は
平社員と同じ給料に減給する、とかってことが実際に起きているらしく。
もはや「大手企業に勤めているから安心」なんて時代でもないわけ。
しかも「退職金多めにもらえるから」とはいえ、
年金の支給開始年齢が65歳になったのに、55歳とかで早期退職させられるって、不安じゃない?
仮に5000万の退職金もらったって、10年で割ったら年間500万よ。
バイトとかして働けば余裕あるでしょうけど、
退職金で住宅ローンの残債支払う予定だったらツラタンね。
他にも、心理的に部長クラスだった人がヒラでバイトするのはプライドが許さないとか、
生活水準落とせないとか、そういう問題も耳にするので、問題は山積み。
「自分はそんなことない!」って思うかもしれないけど、
実際なってみないと分からないしね。
おそらく、今自分が思っている以上に厳しい生活が待っている、と思った方がいいです。
でも、いつもお金に困るような、そんな厳しい生活を送りたいですか?
いくらドMの私でも、それは嫌です。
だから、「自分で行動を起こす」ことを推奨してます。
その方法は、まずは何でもいいと思います。
何かすると言っても、何から始めたらいいか分からないでしょうから、
将来についてちゃんと考えているコミュニティーを探して、参加してみるといいかもしれません。
話しているうちに、
自分がどうしていきたいか、方向性が見えてくるはずです。
※ちなみに、株式投資などの短期投資は、お小遣い稼ぎにはいいかもしれませんが、
将来対策にはなりません。
その理由は後日書きたいと思います。
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